取引強制終了
CFD取引では、FX取引同様に取引強制終了と言うシステムが導入されています。このシステムはどのようなシステムなのでしょうか?
通常の取引の場合には、資本金の金額に関わらず、取引に応じて損失が出た場合には、損失に対する支払いを行わなければいけませんでした。資本金の金額を大きく越える損失が出る場合などもあり、中には借金地獄に陥ってしまった投資家や、破産に追い込まれた投資家なども少なくなかったようです。
しかし、CFD取引においては、損失を出した場合でも、取引の最初に預けた証拠金の金額を越えないというルールがあるため、少ない資本金で投資をしていたのに、気づいた時には全財産以上の損失を抱えていた、などという悲劇を引き起こす可能性は高くはありません。
しかし、CFD取り引きを行うための口座を開設した証券会社ごとに設定されている「ロスカット」ラインという一定額を超える損失を出すと、投資家の資産を守るという目的で、それまでの取引が強制的に終了し、損失が確定してしまうと言うルールが設定されています。このルールによって、CFD投資による借金地獄や破産宣告などの悲劇を防ぐことができるのですが、同時に、まだまだ盛り返すチャンスがあったとしても、一定ラインの損失が出た時点で取引が終了し、損失が確定してしまうため、そういったチャンスを得ることができないと言うデメリットもあります。
証券会社が設定するロスカットラインはCFD業者によって異なりますが、証拠金の10%程度と設定されている業者もあれば、証拠金の100%、つまり、資本金全てを失うまで取り引きを続ける事ができるとしている業者などもあるようです。
気をつけなければいけないのは、取引が強制的に終了した場合でも、スリッページによって、実際の決済時の価格が強制終了による決済注文時の価格と異なる場合には、証拠金よりも大きな額の損失が出てしまう場合もあります。予めシッカリと念頭に入れておきましょう。

